行政書士&中小企業診断士 櫻井義之のブログ

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新型コロナウイルスは困ったもの

連日の新型コロナウイルスに関する報道は、過剰に不安を煽ったり、何でもかんでも政府非難のイメージづくりに利用しているのではないかと疑惑も感じる。もっとも非難されるべきは、中国当局の11月から12月の初動対応と、中国政府の旧正月での無策または消極的対応が感染を広げたことだと思う。 

 

巨大なクルーズ船内の疫病など衛生問題は、その船の定め、または定める準拠法であって、日本の法律ではないだろう。日本国領内に入ったので日本の法律が及ぶのであって、一義的にはその船が定めた準拠法だろうという意味。船籍のある英国法、または米国法人としての米国法の下で、このような船では絶対的権限を持つ船長の要請によって日本の行政が協力する、かつ乗員の中の日本人の生命は日本国が守る責任があるという形だと思う。しかし、不思議に一度も船長の言葉を見た記憶がない。神奈川県知事がテレビ番組で日本国政府を非難しているのを見て驚いた。さすが報道あがりの知事さんだと思った。 数百年前の大航海時代、疫病患者がいる船が寄港した場合と基本的には同じ、寄港した町(地方自治体)の長がまず対処すべき。リソースが足りないのなら国に助けを求めるのは当然だが、非難するのは筋違い。霞が関まで1時間も掛からないのだから、対処の仕様はいくらでもある筈。

 

日本政府が非難されるべきは、検査体制の遅れ、今更保険点数の検討とは情けない。 今週になってやっと国会予算委員会で特定野党が追及しているが、それも遅い。先週まで来年度予算にはまったく関係のない「くだらない質疑」を繰り返していたことを恥じ反省すべき。

 

昨日から喉が痛く、熱っぽいけど体温は36度前後と安定。ずっとマスクをつけているけど、ストックが減ってきた。やっぱり不安