ココナラ体験記
約3年前、東京のIT事業者から相談を受け、同社が開発したインターネットコミュニケーションツールを使ったシステム開発の事業計画を作成しました。 そのシステムは、CtoC(個人間)のスキルを売買するもので、「ココナラ」をベンチマーキングしてシステム設計、およびマーケティング戦略を立てました。 当時の私は、TV CMで「得意を売るならココナラ!」というフレーズを聞いたことがある程度で、その内容をよく知らなかったので、ココナラに登録して、いくつかのサービスを出品しております。やはり自分で体験してみないと気づかないことが多いですからね。
かといって、私はイラストやデザイン、ホームページや動画の作成、占いなどができる訳がないので、当初の出品は、行政書士業務として、相続手続の一部と、一定のネット販売に必要な古物営業許可申請書作成でした。 しかし、ココナラでは直接の外部コンタクトは不可で、ココナラ内のみでやり取りし納品しなけれなならないので、どちらのサービスも空振りでした。
そこで、1分いくらの電話相談だけならば、できるかもと考えて、下記の5つを出品しています。
(1)小規模事業者持続化補助金申請サポート
(2)遺言書、エンデイングノートの書き方
(3)国家資格取得を目指す方へ、行政書士、中小企業診断士、FPの学習から実務まで
(4)相続手続の相談
(5)事業再構築・事業計画作成のアドバイス
出品してから時間が経ち、ココナラのことを忘れていた今年になってからポツポツと電話相談の申し込みがあり対応させて頂いています。今更ながら、個々のテーマについて、ネットで調べ、知人に相談してみても、疑問や不安を感じている方が多いのだということを知りました。それぞれのテーマについて、自分のホームページやブログ記事を書いていますが、質問者は自分のケースはどうなのか、本当・本音のところはどうなのかが気になる方が多いようです。まだ販売件数は少ないですが、それぞれ30分から60分程度の会話で、購入者のほとんどは頭の中がすっきりされるようです。 私自身、この程度の電話相談は、通常業務として無料で日々行っているので、ココナラでわざわざ有料でご相談を受けるのは気がひけます。(ココナラの電話相談はどれも最低の1分100円の設定)
なので、できるだけ短時間で要領良くお話しできるよう、事前に質問事項などを送ってもらっています。
こういう相談の方法もあるんだと再認識させてもらっています。
尚、私のホームページはこちらです。
補足: 1分100円なので60分で6000円の売上になる筈ですが、入金は3000円弱です。
ココナラアプリの使用料など手数料が55%くらい引かれるようです。 かなりぼったくりですね。