行政書士&中小企業診断士 櫻井義之のブログ

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個人事業主の士業やサービス業の皆さまへ、相互リンクをしませんか?

個人事業主の各種士業(税理士、社労士、司法書士行政書士中小企業診断士等)や、各種サービス業の皆さまへ、

 

ホームページやブログによって情報発信や集客を行っている方が多いと思います。私も自力でホームページを作成し、リステイング広告やSEO対策などをやっています。一方、「ホームページ作り」「SEO対策」などの言葉を使って何十万円~100万円超の売り込み電話やメールが頻繁に入ってきます。私のバックグランドの中には、インターネットを使ったICTシステム・サービス事業に携わったことがあり、複数の情報処理技術者試験に合格など、ICTの一般知識と見識は持っている方だと思っています。しかし、世の中のICT業者・SEO業者の中には詐欺的な業務を行っていることが散見されます。「士業の先生は真面目で専門性が高いがICT、インターネットには疎い方が多い」という評価を聞いたことが何度もあります。

 

そこで、個人事業主の士業やその他サービス業の皆さまのホームページとの相互リンクを増やしていけないかと考えています。ホームページ訪問者の利便性を目的として、相互にリンクを貼る意味があることが前提ですが、下記(5)で説明する外部リンクとしてSEO対策になるからです。クライアントを紹介しあうとか、リンクを貼ったら特典があるとかは一切考えてはいません。たとえば、同じ行政書士同志でも地域の違いであったり、同じ地域内の他士業との柔らかい連携に繋がれば良いか思います。私のホームページはこちらです。

www.sakurai-gyouseisyoshi.com

 

なぜ相互リンクを考えたかご説明します。自分でホームページやブログを作成するのは時間が掛かる上、無駄な問合せばかり増える傾向があります。FacebookInstagramTwitterのようなSNSを巧みに使う方法もあるし、これからはYouTubeのような動画を配信することが有効な手段になってくるでしょう。SEO(検索エンジン最適化)はインターネット検索では独占企業であるGoogleのスターターガイドに丁寧な説明や避けるべき方法の記載がありますが、正直言って難解で半分くらいしか意味がわかりません。そもそもGoogleはAI技術を使って世界中の莫大なインターネット情報を分析し、「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」を目指して日々進化しているようです。私の知る限り、HP作成やSEO対策を売りに来るICT業者はGoogleエンジニアには敵いません。知ってか知らずかはわかりませんが、適当な説明と難解な単語を巧みに使っているだけで、その効果に自信のあるICT業者はいないだろうというのが私の見解です。

 

SEO業者の不明瞭なセールストークを聞くより、Googleスターターガイドを読むことをお勧めします。 私見として効果的な方法を5つに絞って考えてみると、

(1)良質な情報を発信し続けること(HPやブログの品質)。良質とは検索者の意図に合ったコンテンツ、タイトル(様々なタグ)、明瞭な解説(Meta Description)、特徴ある画像(必ずテキストを付ける)や動画などを作成する意味です。 特に重要なのはコンテンツの中身ですが、タイトルなどにしっかりキーワードが入っていないとGoogleに見つけてもらいにくい訳です。

(2)HPの構成・階層をシンプルにわかりやすし(重複を避ける)、検索者にとって知りたい情報に辿りやすくすること(Googleにとってわかりやすい構成)、そして、内部リンクというHP内の関連ページへのリンクを充実(多く)させることが重要。

(3)良質な情報を発信している、または権威性や公共性の高い外部HPからリンクが貼られていることも重要。Googleにとって客観的に良質なHPだと判断される材料になるのでしょう。ダミーのHPや関連性の低いHPからの外部リンクは危険なので止めましょう。一部のSEO業者はこのダミーHPを使って、外部リンクを貼ったり剥がしたりしながら、一時的に検索順位を上げようとしているようです。

(4)競合他社のHPや自社のHPの分析を行い、自社サイトのコンテンツを改善していく努力。Google AnlyticsGoogle Search Cosoleなどの無料ツールを使って、多少の知識とテクニックと慣れが必要なようです。

(5)リステイング広告は地域などのターゲットを絞ってアクセス数を増やすことには有効でしょうがお金が掛かります。(ここでもSEO業者は根拠なく最低月10万円といういう人が多くてうんざりします)、近年はMEO(GoogleMapの検索エンジン最適化)は無料だし「地域+○○○」の形での検索に有効と言われています。基本情報、画像の利用、そして口コミがポイントです。

 

GoogleのAI(ロボット)自体がどんどん進化しているそうですが、基本的に英語ベースのプログラムです。日本語の細かな表現やコンテンツの価値評価などはできません。ただ、キーワードなど言葉の関連性、コンテンツのオリジナリテイ(コピペしていないか)、コンテンツの総量(文字数)、過去の検索している人の行動や属性、内部リンクと外部リンクの数や質などを機械的にチェックし比較しているのでしょう。

 

上記5つの方法の中で自分ではできないことが(3)の外部リンクです。どんな外部リンクでも良い訳ではないので、士業同士はそれぞれの専門性や地域性があるので、相互リンクの輪が広がれば全体として効果があり、それは何らかの目的を持った検索者にとって有益な情報になり得ると思うからです。

 

興味や関心、またはご質問があれば、メールでご連絡ください。

メールアドレスはyoshiyuki.sakurai@outlook.jp