行政書士&中小企業診断士 櫻井義之のブログ

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ネット社会の事件

2チャンネルで繰り返し「死ねXX氏」と書き込まれた、XX氏がプロバイダーに情報開示を求め、匿名の相手を突き止め損害賠償を行った事件がありました。匿名のこの加害者はXX氏が社長の元社員だったそうです。殺害予告にはあたらないが、人格権侵害の不法行為として30万円の損害賠償(慰謝料)が認められました。匿名だから愚痴のはけ口にしていたのに、見つかってしまい訴訟を起こされたのですが驚いたことでしょう。

 

警視庁発表によるサイバー犯罪の刑事事件としての検挙件数は平成30年で9000件超と過去最高。相談件数は12万件超。 内容は児童買春・児童ポルノ法違反、詐欺、著作権法違反、不正アクセス禁止法違反などです。民事事件となる誹謗中傷などの不法行為民事訴訟をしないだけで、日常茶飯事で発生しているのでしょう。顔の見えないネット社会だから、誰にどこまで書けば誹謗中傷なのか、受け取り方の感情に左右されるハラスメントのような面もあるでしょう。 一方、TwitterYouTubeではルールの運用が恣意的、または偏っているのではないかという噂もあります。 誹謗中傷にうるさい人が、毎日キーワード検索をかけてチェックしている姿が想像できます。

 

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